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一文は短く

一文は短く

人前で話す機会において、多くの方は事前に原稿を用意すると思います。この時に気を付けなければならないのは、「話している人と聞いている人では感じ方が違う」ということです。

話している側はちょっと物足りないと感じるかもしれませんが、聞いている側からすると、あっさりしているくらいの情報量がちょうどいいものです。

よく聞くのが「〇〇なんですけれども、〇〇で、〇〇なんですけれども~」というように逆説の接続詞や順接の接続詞で文章をずっと続けてしまうケース。ご本人はすべて順番通りに丁寧に説明しようとしているのでしょうが、聞いている側からすると、どこに連れていかれるのかわからず、ストレスがかかります。

話している側からすると、自分の頭の中に言いたいことがあるのでストレスは感じませんが、聞いている側からするとそうではないものです。

ではどうすれば良いのでしょうか。それは、句点(マル)をなるべく早くつけることです。

できれば一つの文章に一つの情報くらいが目安です。

ちなみに英語で会話をする時にもこのスキルは有効です。関係代名詞を使って話そうとしたはいいものの、途中で混乱してしまって結局間違えてしまう・・・。こんなことを避けるためには、文章は短く重ねて話す方がいいです。話す側も楽ですし、確実に伝わります。

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