借りてきた猫になっていませんか?
人前で読んだり話したりする時の声、「よそゆき」になりがちです。
普段の自分の声よりトーンが上がる、逆に下がる、ちょっとうわずったりする、など人によって様々です。
普段とは違う声で5分10分話したり読んだりすることはできそうですか?それはかなり難しいと思います。
「よそゆき」の声になる理由として、「自分の声に自信がない」ことが考えられます。そもそも他の人の声質について、それほど注意深く観察することはほとんどないのではないでしょうか。
ご自身の普段の等身大の声が一番伝わりやすいものです。なぜなら、生まれてこのかた、その声で喜怒哀楽をずっと表現し続けているからです。
そのままの声で自信を持って伝えましょう。むしろ声より気にすべきことは内容が伝わるかどうかです。