クライアントさんの自主性について
クライアントさんの学習計画は、基本的にはコーチと相談の上決定します。使用する教材は、コーチから提案することが多く、クライアントさんと全く同じ本をコーチも買い、毎回のセッションで問題などを出すのが通常スタイルです。
そんな中嬉しい逆提案がありました。
それは「この教材を使って語彙力を強化したいので、住所を教えてください」というものです。住所をお伝えして次の日に書籍が到着。中には付箋が貼ってあり、「次回のオンライセッションまでにここまで学習するので、その範囲で問題を出してください」と記してありました。
ピアノの練習に置き換えるとイメージが湧きやすいと思います。自分の弾きたい曲の楽譜を購入し、教師に「この曲の指導をお願いします」というほどの自主性、それに比べて「やってと言われたからやる」という意識はいかに違うか。
クライアントさん一人ひとりに合った教材をコーチが提案するのは非常に大切なことではありますが、このクライアントさんはそろそろ写真の教材に移行しても良い時期であることは確かでした。喜んで逆提案を受けましたが、これからが楽しみです。