
自分がご機嫌でいられるために、物事の優先順位を決めることの重要さ
今回取り上げるのは、「何歳でも楽しく過ごすためにやるべき8つのこと 湯山玲子の格言」です。
湯山さんは、編集者からキャリアをスタートした後に、出版にとどまらず音楽やファッション業界でもご活躍ということで、アナウンサーをしながら英語コーチ業をパラレルキャリアとして50代で始めた私にとって大変響く言葉ばかりでした。
記事で8つ掲載されている中で、特に気に入った3つの格言と感想を書きたいと思います。
「格言2:好きなものとか、得意なことって、自分で見つけるのは難しい。だから、人がほめてくれたことにかける!」
自分で自分のことを客観的に分析するのはなかなか難しいことと思います。「他人と比べてここが足りない」、「あんなにすごい人がいるのに私なんてまだまだ…」といったように、マイナスの箇所に注意が向いてしまう「ネガティブバイアス」が働きがちです。そんな時には、『人がほめてくれたこと』にかければいい。これならうまくできる、人が喜んでくれる、というものが自分の才能になる、という教えは非常にわかりやすく、背中を押してくれる言葉だと思いました。
「格言4:勉強してから、自信がついてから…では、やりたいことが一生できない」
これはまさに現在身をもって感じていることです。去年12月より、英文メディアのNikkei Asiaが発信するポッドキャストのディレクターとして、制作に携わっています。長年アナウンサーとしてニュースに関わってきた経験と、2年前に英語コーチとして起業した経験、つまり「報道」×「英語」の掛け合わせとして思わぬところからお声がけいただいたものです。
正直に告白しますと、全編英語で英語ネイティブスピーカーの番組ホスト2人が出演するこの番組の英語レベルはかなり高く、私に務まるか自信がなかったのですが、ポッドキャスト開始から3か月以上が経ち、思い切ってお引き受けして本当に良かったと思っております。必要以上に恐れる必要はなく、英語ニュースの中に頻繁に出てくる難単語はその都度調べればよいのです。報酬を頂きながら、自分の勉強の場にもなっていて、アジア好きの私にとって、ニュースの内容も興味深いものばかりです。
そのほか、
「格言6:やりたいことがあるなら、家事は適当でいいなど割り切るのも手」
もうなずいて首がもげるほどの感覚がありました。
全てを完璧にしようと思うと、もうパンクしてしまいます。自分の優先順位を大事にしながら、ご機嫌に過ごしたいものだと改めて思いました。