
現代テクノロジーをフル活用する「すきま時間学習法」は、忙しい人の味方!
今回取り上げるのは「35歳『宅建』一発合格 入浴中も・・・すき間学習のマル秘テクとは」です。
「時間がない」を賢く解決し、いかに効率的に勉強するかというのは永遠の課題といっても過言ではありません。バラレルキャリアのひとつである英語コーチとして、目標に向かって努力するクライアントさんの学習の伴走をしている時、またここ1年半ほどインタビュアーとして関わっている「ケアマネ受験合格チャンネル」(YouTubeとポッドキャストにて同時配信)のコンテンツにおいても、必ず出てくるテーマです。
今回記事で紹介された齊藤渚さんは、勤務先のスタートアップ企業で役員5人の秘書を一手に引き受けているという多忙な日々に追われながら、通勤中や入浴中など5~10分のすきま時間を活用して、動画を目と耳で学習。暗記に適しているといわれる就寝前の時間は、過去問の解説を数ページでも読む習慣をつけたそうです。
中でも参考になると思った勉強法が、土日の朝などゴロゴロしたい時に、布団の中でスマホアプリを使って過去問を解く、というものです。「問題を解くうちに勉強スイッチがオンに」なったそうです。
これは、行動が先で、やる気は後からやってくる「作業興奮」の特性を取り入れている上に、机に向かって、紙やテキストを用意するという「勉強への取り掛かり障壁」を完全になくした、脳科学的や心理学的にも納得の方法だと感じます。
また、起床後まず目に入る過去問を解いて実力不足を自覚し、教材を読むという流れをルーティンにしたそうです。教科書を読んで暗記するのは非効率と思い、まず過去問演習に注力。教科書は間違えた問題を理解するために使用したとのこと。これは、他の資格試験も同様に共通して使える学習法だと思います。
新たな年度に入り、何かにチャレンジする方もいらっしゃることと思います。せっかく始めた勉強が、ちょっとしたことで続かなくなってしまうのは非常にもったいないことです。こうしたちょっとした仕組みを設定することにより、目標が達成されるように工夫をしたいものですね。