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強いモチベーションを与え、行動させる「痛み」と継続に重要な「信頼」の力

強いモチベーションを与え、行動させる「痛み」と継続に重要な「信頼」の力

今回取り上げた記事

『ドラゴン桜』作者 1億円の借金地獄を抜け出せた仕事の極意は?

いつも頭の片隅にあるのは「信用の積み重ね」という言葉

今回取り上げるのは「『ドラゴン桜』作者 1億円の借金地獄を抜け出せた仕事の極意は?」です。

今回の記事により、大ヒット作を次々と送り出す人気漫画家の三田紀房さんが漫画を描き始めたのは30才の時で、しかも亡くなった父親の1億円近い借金の返済がきっかけだったことを初めて知りました。

私自身、アナウンサー業と並行して行っている英語コーチ業のお陰で、モチベーションについて学んだり考えたりする機会が多くあります。英語コーチの仕事では、少なくとも100日間にわたり、毎日のようにクライアントさんの英語学習に伴走するからです。

三田さんのものすごいレベルのモチベーションについて思いを馳せるともに、英語コーチ養成講座で学んだ「人は強い動機がないと、行動しない。人は痛みを避け、快楽を得るために行動する。」という原理原則を思い出しました。

三田さんは1億円の借金を返済するという大変な痛みを解消するために、それまで身を置いていた流通業界から転身し、30歳で漫画家デビュー、その後の目を見張るまでのご活躍を支えているのが、締め切りに遅れたことがないという「信用の積み重ね」だそうです。納期を守るには、不測の事態が起こるリスクを抑えて、計画を狂わせず、生産性を落とさないことが大事と説く三田さんの継続力には本当に頭が下がります。

三田さんのエネルギー量には程遠いのですが、私自身「信用」に関して心掛けていることがあります。それは、メールなどの返信はできるだけ早く、可能ならばその場ですることです。後回しにすればするほど忘れるリスクが高くなるためという、どちらかと言えば消極的な理由ではありますが。自分自身の事業に加え、金額の多寡にかかわらず定期収入を得ているところが7か所に上っているため、各所から連絡があり、その場で解決しないとどんどんするべきことが溜まっていってしまいます。

とりあえず抜けやど忘れなどがなく、なんとか過ごせているのは、この即断即決に加えてスケジュール帳への細かい記載や、アラームなどの外部装置の利用をしているからにほかなりません。「信用の積み重ね」が崩壊するのは一瞬のこと。三田さんのような綿密な計画性を見習いたいと思います。

強いモチベーションを与え、行動させる「痛み」と継続に重要な「信頼」の力

こうした書籍以外に、英語コーチのクライアントさんとのやりとり自体がモチベーションの勉強になります。

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