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美しい庭園が整備された、フロリダのディズニーワールド・エプコットセンター

母娘二代にわたる「ひとりディズニー」体験と娘から気づかされた「自分軸」の大切さ

今回取り上げた記事

クラスで「ぼっち」の子に親が言ってはいけない言葉とは

思春期の子が「ぼっち」をネガティブに捉える理由は?/親がすべきは「1人でいる」の背景を探ること/必要なのは親の価値観の転換

現在高校1年生の一人娘は、小学校中学年くらいから「積極的ひとり」の行動が多くなりました。何度か学校に娘を迎えに行く機会があった時、「今日も友達と談笑しながら出てくる姿が見られなかった」と心の中でちょっと残念に思ったことは一度や二度ではありません。

この記事にあるNG声かけの代表例「どうして?なぜ一人なの?」や「〇〇ちゃんの仲間に入れてもらえば」といった言葉がどうしようもなく頭をもたげ、何度か本人に投げかけたこともあります。一応、ちょっとトーンダウンした言い方にしたつもりではありますが・・・。ところが当の娘はいつも泰然自若としていて、「別に一人でいたいからいるんだ」という堂々たる態度でいるのです。

記事にあった「1人になる3つの理由」のうち、娘に該当する可能性があるのは「1人でいたいと思っている」または、「いじめで仲間から外されている」の二つ。学校を休みたがることはなかったので、いじめで仲間外れの可能性は除外しました。今となっては、彼女は心底「1人でいたい」と思っていたのだと認識できます。「友達が多い方が良いに違いない」と感じていたのは親の私自身の思い込み。本当に一緒にいたいと思う友達でないにも関わらず、自分の本心を隠して表面上合わせるのはかえって孤独感を募らせかねません。

わが身を振り返ると、一人であちこち出かけた経験のある、かなりのソロトラベラーであります。その中の最高峰は、21歳でフロリダのディズニーワールドに3日間一人で行ったことでしょうか。その時はアメリカの大学に留学中だったので、日本から完全一人で渡航した訳ではありませんが、かなり珍しい「ぼっちぶり」だと思います。

この時の経験談を誰よりも面白おかしく受け取った娘は、ネガティブな印象を一切感じなかったようで、中学3年生の時に「ひとりディズニー」を体験しました。そもそも友人と一緒に行く予定にしていたものの、その友達の都合が悪くなり、延期にするか一人で決行するかの二択に迫られた時、どうやら私の「ひとりディズニー」を真似してみたくなったようです。

案の定、女子中学生のソロ来園者はどこにも見当たらなかったようですが、袋いっぱいのディズニー土産とともに上機嫌で帰ってきました。ここまで来たらその「ぼっち行動」にあっぱれと言いたいです。

ちなみに私が21歳の時に一人で訪れたフロリダのディズニーワールド。二十年以上の月日を経て、数年前に娘と二人旅をすることができ、感無量でした。ソロもいいですが、ペアやグループ旅行も素晴らしい経験です。

美しい庭園が整備された、フロリダのディズニーワールド・エプコットセンター

美しい庭園が整備された、フロリダのディズニーワールド・エプコットセンター

母娘でアトラクションを楽しんだのは良い思い出

母娘でアトラクションを楽しんだのは良い思い出

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